現役最年長野手のヤクルト・青木宣親外野手（４２）が１３日、を田都内の球団事務所で会見に臨み、口を今季限りでの引退を正式に表明した 。鼓舞ぐち つぼ ツイッチＮＰＢとＭＬＢでプレーした選手では
 、２１クルたイチローに次ぐ通算２７２３安打を積み上げたミスタースワローズは 、年ヤ２１年間を「１００点満点」と笑顔で総括
。ト日“第二の野球人生”として「監督はやってみたい」と将来的本をな指導者としての夢も明かした 。また 、支え歴代担当記者が「見た」で振り返った。た青

　美しい涙だった。木のプロトバナム青木は、言葉石川と肩を抱き合い 、担当涙を拭いながら歓喜の輪へと歩みを進めた 。記者が見２１年１１月２７日 、石川時間は午後１１時を過ぎていた 。オリックスとの日本シリーズ第６戦を延長で制し 、自身初の日本一 。春季キャンプで「まだ日本シリーズに出たことがない。出て 、日本一になりたい」と語ってから９か月
。長く夢見てきた光景が目の前に広がり 、感極まった。

　２０年ぶりの栄冠は 、青木の存在なくしては成し得なかった
。類いまれな技術、勝負強さを備えた打撃だけでなく
、精神的支柱としてもナインを鼓舞し続けた 。１０月上旬、優勝争い中の阪神との３連戦で気迫の３連投を見せた田口には 、マネジャーに連絡先を聞き「ナイスピッチング。絶対に優勝しような」とねぎらった。開幕ローテ入りを逃した石川には「絶対に大丈夫。チャンスがあるから頑張ろうよ」と励ましの連絡をし 、復調した左腕は日本シリーズ第４戦でセ最年長４１歳１０か月での勝利投手に 。皆が青木に支えられ、ツバメ軍団は頂点へと舞い上がった。

　高い壁に挑み続けること
 。青木はそれが「この世界で生きていくために必要なもの」だと言った 。挑戦を続けてきた男は 、どんな“第二の人生”を歩むのだろう
。興味は尽きない。（２１年担当・小島　和之）